英語学習で必ず抑えておきたい中学英語の基礎

中学英語基礎

英語で会話をしている時に、文法が分からずに言いたいことが上手に表現できなかったり、うろ覚えな文法で話してしまったり…なんて経験ありませんか?

文法の基礎がしっかりできていれば、英会話は数をこなせば必ずできるようになりますが、基礎をおろそかにしていると、いつまで経っても曖昧な表現で乗り切ることしかできません。

そして英語の論文や手紙など “英語を書く” 場合でも、文法の基礎が理解できていないと、拙い文章を書く羽目になってしまいます。

今回は英語の基本である中学英語の文法の中から、絶対に役立つ「必ずおさえておきたい基礎」をおさらいしてみましょう!

英文の土台は “主語+動詞”

中学英語の授業では、さまざまな文法を学んでいきます。その大前提となる2つのポイントを確認しておきましょう。

まずは例文を見て下さい。

I know the girl. She is French.

これは「私はその女の子を知っています。彼女はフランス人です」という意味の文です。

それぞれ日本語の文と英語の文を比べてみると、語順が違うことに気がつくと思います。

  • I (私は) / know (知っている) / the girl. (その女の子)
  • She (彼女は) / is (です) / French. (フランス人)

英語には先に結論を示すという特徴があり、主語の後ろに動詞が続きます。

この「主語+動詞」という形が英文の土台になるのです。

そして、英語の動詞は2種類あります。

「be動詞」と「一般動詞」です。

どちらの動詞が使われているかによって、疑問文や否定文の作り方が全く違ってきます。

そもそも動詞とは?

 

動詞は中学英語の基本です。基本の使い方をマスターしておかないと後々ついて行けなくなるので、しっかりおさえておきましょう。

動詞にはbe動詞(is, am, are)と一般動詞(be動詞以外の動詞)があります。

通常、動詞は主語のすぐ後ろに置かれます。過去について話す場合、動詞は過去形に変化します。

【覚えておこう】

● 動詞は二種類:be動詞と一般動詞
● 動詞は主語のすぐ後ろに置く
● 過去については過去形に変化する

(A)be動詞

be動詞には大きく3種類、”am” / “are” / “is” があり、 “=” (イコール)のような存在だと覚えておきましょう。

主語が “I” (私) なら “am” を使い、”you” (あなた) もしくは複数形の場合には “are” を使います。

“it, he, she”など、“I, you” 以外の単数の場合には “is” を使います。( “am, are, is” の過去形はそれぞれ “was, were, was” となります)

【例文】

● I am twenty-five years old.(私は25歳です)
● You are my friend.(あなたは私の友だちです)
● It is my car.(それは私の車です)

(B)一般動詞

be動詞以外の動詞が一般動詞です。三人称単数現在の場合には “-s” がつきます。

一般動詞も基本的には主語のすぐ後ろに置かれます。

【例文】

● I eat breakfast every day.(私は毎日朝食を食べます)
● He goes to bed before midnight.(彼は12時前に寝ます)
● They sing very well.(彼らは歌が上手い)

基本的に一つの文章の中に動詞は一つなので、be動詞と一般動詞を同時に使うことはできません。

※NG例: “I am eat breakfast every day.” 「am」がbe動詞、「eat」が一般動詞。

一般動詞の大原則をおぼえよう!

be動詞以外の全ての動詞が一般動詞です。

たった6つしかないbe動詞と比べると、一般動詞は星の数ほどある…というのは大げさかもしれませんが、それくらい膨大な数があります。

  • eat 食べる
  • walk 歩く
  • swim 泳ぐ
  • like 好む
  • read 読む

このように一般動詞は動作や状態を表し、ひとつひとつが意味を持っています。

実際に、一般動詞を使った文を見てみましょう。

  • I like ice cream.(私はアイスクリームが好きです。)
  • He likes ice cream.(彼はアイスクリームが好きです。)

2つの文章を比べると、likeを使った同じ「好きです」という文章なのに、動詞の形が違っています。

これが1つ目のポイントで、一般動詞は主語によって変化します。be動詞も同じでしたね。

そして、もう1つ大事なポイントがあります。

日本語の文が「好き “です” 」となっているため、be動詞を加えてしまう方がとても多いのですが、これは間違いです。

  • × I am like ice cream.
  • × He is likes ice cream.

be動詞と一般動詞の現在形を並べて使うことはNGです。

likeだけで「好きだ」という状態を表しているので、be動詞は必要ありません。

英語の基礎を身に付ける簡単トレーニング

 

バラバラになった英語を日本語に沿って並び替えるだけで、英語の語順感覚が簡単に身に付きます。

例えば、下記の日本語に沿って英文を並べ替えるとします。

  • (和訳)私は7時に起きません
  • (バラバラ英文)not, 7, up, I, at, wake, do

答えは「I do not wake up at 7」となります。

英語の並べ替えをする時の手順は下記ようになります。

【和訳から英語への並べ替え手順】

  1. 主語は誰?
  2. 肯定か否定か?
  3. 時制は?
  4. 動詞は?
  5. 目的語は?
  6. 場所や時間など他の情報は?

それでは、並べ替え問題を用意しましたので、上記の並べ替え手順を参考に実際に英語を並べかえてみましょう!

【並べ替え問題】

  1. (和訳)私は日本料理を食べました → eat, food, Japanese, I
  2. (和訳)彼女は学校に行くでしょう → shool, go, will, she, to
  3. (和訳)彼は人と話すことが嫌いです → people, to, with, he, not, does, like, talk
  4. (和訳)私は宿題をしませんでした → my, I, finish, did, homework, not
  5. (和訳)あなたが好きな本を私はもっていません → book, I, have, do, your, not, favorite
  6. (和訳)彼はいつも家でテレビを見ています → home, he, TV, always, at, watches
  7. (和訳)彼女は決して私を許しません → forgives, she, me, never
  8. (和訳)それはそこにありませんでした → not, it, there, was
  9. (和訳)今朝、朝7時に起きました → this, at, I, up, morning, 7, woke
  10. (和訳)明日は晴れるでしょう → be, will, tomorrow, sunny, it

【解答】

  1. I eat Japanese food
  2. She will go to shool
  3. He does not like to talk with people
  4. I did not finish my homework
  5. I do not have your favorite book
  6. He always watches TV at home
  7. She never forgives me
  8. It was not there
  9. I woke up at 7 this morning
  10. It will be sunny tomorrow

語順感覚が身に付いた!と思うまで、ぜひこの10問を繰り返してみて下さい。

文の種類(肯定文・否定文、疑問文、命令文、感嘆文)

日本語では「あなたは英語を勉強しています。」「あなたは英語を勉強していますか?」というように、語尾を少し変えるだけで疑問文や否定文にすることが可能ですが、英語では文の種類によって動詞の場所や、使う英単語が変わってきます。それぞれ見ていきましょう。

(A)肯定文

「〜です、〜である」を表すシンプルな文章です。日本語と違い、「主語+動詞+補語・目的語」という順番になります。

【例文】

● I am a teacher.(私は教師です)
● I like dogs.(私は犬が好きです)

(B)否定文

「〜ではない、〜しない」を表します。

be動詞の場合はbe動詞の後ろに “not” を付け、一般動詞の場合には “don’t (=do not)” や “doesn’t (=does not)”、”didn’t (=did not)” を一般動詞の前に入れます。

主語が “I” や “you” もしくは複数の場合は “don’t”、それ以外の単数の場合には “doesn’t” を使い、過去形の場合には単数・複数に関わらず “didn’t” が使われます。

【覚えておこう】

● be動詞の場合は”not”をbe動詞の後ろに
● 一般動詞は”don’t” や “doesn’t”、”didn’t” を一般動詞の前に
● 主語が “I” や “you” もしくは複数の場合は “don’t”、それ以外は”doesn’t”
● 過去形の場合には単数・複数に関わらず “didn’t”

【例文】

● I am not hungry.(私はお腹が空いていません)
● I don’t like dogs.(私は犬が好きではありません)
● She doesn’t drink coffee.(彼女はコーヒーを飲みません)
● He didn’t go fishing.(彼は釣りに行きませんでした)

(C)疑問文

「〜ですか?」のように “Yes / No” で答えられる文章と「誰・何・いつ〜ですか?」のように、相手に具体的な情報を求める疑問文があります。

“Yes / No” で答えられる疑問文は、be動詞がある場合be動詞を文章の先頭にもってきますが、一般動詞の場合には “Does / Do / Did” が文頭で使われ、あとの語順は肯定文のままで動詞は原型になります。

また、「誰・何・いつ」と尋ねる場合は疑問詞が文章の先頭にきます。

【例文】

● Is this my breakfast?(これは私の朝食ですか?)
返答:Yes, it is. / No, it isn’t.

● Does she drink coffee?(彼女はコーヒーを飲みますか)
返答:Yes, she does. / No, she doesn’t.

● Did you lock the door?(ドアに鍵をかけましたか?)
返答:Yes, I did. / No, I didn’t.

(D)命令文

「〜しなさい、〜してはいけません」「〜しましょう」を表します。命令文には主語が無く、動詞の原形や “Let’s” が文頭にきます。否定形の命令文は “Don’t” が先頭にきます。

【例文】

● Be careful.(気をつけなさい)
● Tell me the truth.(本当のことを言いなさい)
● Let’s go for a drink!(飲みに行きましょう)
● Don’t be mad at me.(怒らないで)
● Don’t do that again.(二度としないで)

(E)感嘆文

「何て〜なんでしょう!」と、感動・驚き・悲しみを感情豊かに表す表現です。

”What” もしくは “How” が使われ、主語と動詞が後ろに続きますが、口語では主語と動詞が省略されることも多いです。

【例文】

●What a beautiful girl she is!(なんて美しい少女なんでしょう!)
● How beautiful!(なんて美しいんだろう!)

疑問詞

疑問詞というと5W1Hが有名ですよね。あなたは5W1Hを全部言えますか?

「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」の6つですね。

疑問詞は5W1Hに「どれを(Which)」を加えた、

●who(whose)
●what
●which
●why
●when
●where
●how

上記7つの単語のことを指します。

疑問詞は、英語の基本中の基本の内容ですが、最初につまづきやすい単元の一つだとも言えます。

なぜなら、「疑問詞のついた疑問文の形がよくわからない!」と感じてしまう人が少なからずいるからです。

ここからは、そのような疑問詞の用法や意味、疑問詞を使った疑問文の作り方や応答の仕方などを網羅的に説明していきたいと思います。

疑問代名詞は基本の疑問詞

まず、疑問代名詞からおさらいしましょう。

疑問代名詞は、尋ねたい事柄が「人」や「物事」などの名詞の場合に用いられます。

人について「誰か」を聞きたい場合はwhoを使い、物事について「何か」を聞きたい場合はwhatを使います。

人や物事について限られた選択肢の中から「どれか」を聞きたい場合はwhichを使います。

whichは人と物事の両方に使えます。また、「だれの」所有物かを聞きたい場合はwhoseを使って表します。

疑問副詞はwhen, where, why, how

最後に疑問副詞について説明します。

場所や時、理由などを表す副詞について尋ねたいときに用いるのが疑問副詞です。

●when 「いつ?」
●where「どこ?」
●why 「なぜ?」
●how 「どのように?」

疑問副詞の意味もしっかり復習しておきましょう!

 助動詞

助動詞は動詞の意味を変化させる、とても大切な要素です。

日本語で会話しているときも、意識せずに微妙な動詞の変化を求めて使い、相手に内容を細かく伝えられています。

“can”(〜することができる)”will”(〜だろう)、”must”(〜しなければならない)、”may”(〜してもよい、〜もしれない)、”should”(〜すべきだ、〜したほうが良い)、”shall”(〜しましょう)は助動詞と呼ばれ、その名の通り動詞を助ける働きをします。

助動詞は「主語+助動詞+動詞の原形」の順番で用いられ、動詞は必ず原形が来ます。

否定形の場合は「助動詞+not+動詞の原形」となり、疑問文を作る時は助動詞を先頭に出します。

【例文】

● The robot can play the violin.(そのロボットはバイオリンを弾くことができる)
● You can’t use this without permission.(許可無く使用することはできません)
● I must go shopping today.(私は今日買い物に行かなくてはいけない)
● You may be right.(君の言う通りかもしれない)
● May I use your phone?(電話をお借りしてもいいですか?)
● You should take an umbrella. (傘を持っていったほうがいいよ)
● You shouldn’t go there alone.(そこへは1人で行くべきじゃないよ)
● Shall I bring a bottle of wine?(ワインを一本持っていこうか?)

助動詞は使い方が複雑でない上に、英会話をマスターする上で大切な要素です。特に相手の依頼や許可は使う場面も多くあります。

比較級とは?

英語の比較級とは、bigger(より大きな)やmore important(より重要な)に代表される一連の文法表現です。

2つのものを比較するとき、英語では比較級というカタチを使います。

My cake is smaller than Luke’s!(僕のケーキがルークのよりも小さい!)
※than~(~より):比較の対象を示す

形容詞 small を smaller という「形容詞+er」のカタチに変化させることで、2つのものを比べる表現になります。

日本語では「~より」で繋げるだけでOKですが、英語では単に「than~」で繋げるだけではNGです。

(×)My cake is small than Luke’s!

比較級に変化させることができるのは形容詞副詞の2つで、以下の英文は「副詞+er」のカタチを使ったものです。

His PC works faster than mine.(彼のパソコンは私のより処理が速い)

つづりの長い形容詞・副詞は「形容詞+er」ではなく、「more+形容詞・副詞」のカタチになります。

Nothing is more important than communication.(コミュニケーションよりも重要なものはありません)

まとめ

いかがでしたでしょうか…?

説明のために「疑問詞」「比較級」など難しい表現を用いてしまいましたが、一度理解してしまえば、英語学習がグンと捗ります。

また、これらの英語の基本があやふやなままでは、自信をもって会話することも難しいでしょう。

英会話では「早く話さなきゃ!」とついつい焦ってしまうこともありますが、基本をしっかりと固めておけばその場で悩んで会話が進まない…なんていうこともなくなります…!

ぜひ今回解説した英語の基礎を頭に入れて、日常での英会話や英文を書く際に役立てて下さい。

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