“I’m going to~” って聞いたことある?
「~する予定です」っていうのだよね!わかるよ!
学校では “I’m going to do” という形でしか習わないと言っても大げさではありません。
「未来の予定について話すときに使う」という試験用の覚え方をしてしまっている人が多いと思います。
このフレーズは日常会話の中で本当に良く出てくる表現なのですが、違ったニュアンスで使われることが多いので、「~する予定」という日本語訳との一対で暗記しているだけでは危険です。
ネイティブスピーカーたちが無意識に使いわけている細かいニュアンスの違いを100%理解するのは難しいかもしれませんが、英語学習者としては学習の中でそのような違いに興味を持って学ぶことは大切です。
未来のことを話す形は3つもある
学校でしか英語を勉強したことが無い人でも未来のことを話す形をいくつか思い浮かべることができると思います。
② be going to do
③ 進行形
実は①の “will” は今決めたことにしか使えず、すでに決まっている予定について使うことができないのを知っていましたか?
動画で説明してみました!
(そうだ!)今日Jimとランチ行ってくるね!⇒今決めたI’m having lunch with Jim today.
今日、Jimとランチに行くことにしてるんだよ!⇒前から決まっている
このような微妙なニュアンスの違いが出てきてしまうのですが、なんと、”be going to~” はどちらの意味にも使える最強のフレーズなんです!
今日Jimとランチに行くよ!(※今決めたか、予定していたかはこの分だけではわからない)
大きく3つの使い方に分けたので、まずはこれらをしっかりとマスターしましょう!
be going to で表す未来のこと|3パターン
動画の中でも説明していますが、「すでに決まっている予定」はだいたいが「be going to do」でOKなんです!
めちゃくちゃ便利です!
具体的には、以下のどのシチュエーションでも使えます。
それぞれの使い方の例文を紹介するので確認してくださいね!
①【~する予定】前から決めている
まずは、「事前に決めていた予定」について話すときの使い方の例文から紹介します。
次の週末に家族旅行にいく予定なんです!
この使い方は「進行形」で同じ意味の文章を作ることができます。
I‘m having lunch with my family tomorrow.
明日、家族でランチに行くことになってるんだよね~
会話の中では進行形で未来の予定を話すケースがたくさん出てくるので知っておきましょう!
②【~するつもり】意思(未来)
次は未来の予定に対する自分の意思を表す意味になります。
今夜は夕食を作るつもりですI‘m going to call you later.
後で電話するね!
文章によっては①の意味と区別がつきにくいこともありますが、上でも述べたように ”I’m going to~” はどちらの意味でも使える便利すぎるフレーズなので意外と区別して使っている日本人は少ないのではないでしょうか?
ここまでは基本的な文法としてカバーされているものの範囲の内容だったと思いますが、ここからが重要です。
②’【~するつもり(だった)】意思(過去)
意図があった
まさにそれを言おうとしてた(けど言わなかった)んだよ!Thanks a million! I was going to buy like this!
うわー、ありがとう!こういうの欲しいと思ってた(けど買わなかった)の!
過去形のbe動詞とともに ”was/were going to~” という形を取ると、「~するつもりだった、けどしなかった」というところまでのニュアンスを含めた表現になります。
※intend to do:~するつもりである
同じような表現に ”I was supposed to do” という表現が浮かぶ人はかなり勉強していますね!
ネイティブは微妙なニュアンスの違いを無意識に使い分けているのですが、英語学習者はその感覚について知っておくことは重要です。例文を見てみましょう。
出張にいくはずだったんだけど、中止になっちゃった。
今の世の中では、さまざまな予定がキャンセルになることも多く、このフレーズをそのまま言う場面に出くわしたことがある人もたくさんいると思います。
予定していたことを結局しなかった、というところは同じでもその予定していたことが自分の意志というよりも約束や義務であったことをしなかった場合に使われる表現です。
このことからも ”I am/was going to~” は、自分の意思を表現する時に使えるフレーズとして覚えておくと良いことがわかりますね!
③【~しそう】確信のない未来
こちらの意味は、何らかの情報・状況を判断した上で「ほぼ確実に起こるであろう未来」について述べるときに使われる、と覚えておくと良いです。
頻出するシチュエーション別に用例をまとめました。日常会話でもすぐに使えそうなフレーズばかりなので丸ごと覚えて使ってみてください!
【遅刻】
Sorry, I’m going to be late.
ごめーん、遅れる!
「何か約束をしていて今そこに向かっているけど、たぶん間に合いそうにないことがわかっている」というニュアンスが読み取れますね!
このフレーズが出てきたときに「be going to do」=「~する予定」という日本語訳とのペアだけで覚えていると、おかしな意味になってしまうかもしれませんが、英語ではごく自然な(むしろ英語っぽい)表現です。
「20分遅れる!」と具体的な時間を加えて言いたい場合は、
20分ぐらい遅れそう!※roughly=およそ=approximately
このように表現すると良いです。自分の状況に合わせて自由に使えるようになるまでれん
【天候】
I think it is going to rain tomorrow.
明日、雨が降りそうだね~
天気予報を観てなのか、夕方に空模様を見てなのかはわかりませんが、「明日の天気は○○になりそうだね~」という使われ方もよく会話に出てくる表現です!
「~する予定」という意味だけしか覚えていないと、主語に人以外が入るのが気持ち悪いと思いますが、天気について話すときの主語はItという約束があり、この他にも人以外が主語になることもあるのでもう一つ紹介します。
【場所】
There is going to be so many people at the mall this weekend.
今週末、ショッピングモールは混みそうだね~
まずは現在形の文章をイメージしてみましょう!
ショッピングモールはすごく混んでいる(現在)There are going to be so many people at the mall.
ショッピングモールはすごく混むだろう(予想)⇒混みそう
週末だから?セールがある?理由はともあれ、話し手が何かの根拠をイメージした上で「~という状況になりそう」という予想を立てていることが伝わります。
このようにThereを主語として場所や状況を説明する文章についても同じように “be going to” の形を使うことができます。
まとめ
- 未来の予定は「①will②進行形③be going to」の3パターン
- 今決めたことにも予定していたことにも使える【最強フレーズ】は “be going to” だけ
- 過去形だと「~するつもりだったけどしなかった」
- Itやthere、モノを主語にして「~しそう・~するだろう」
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