この場合使うのはbyかな?untilかな?
会話をしていて「until」を使うべきか「by」を使うべきか迷ったことはありませんか?
「until」と「by」は似ているようで異なる意味を持つ重要な単語で、この2つの単語は“〜まで”という意味を持ちながら、使用される場面や意味合いが異なります。
どちらも日本語では「〜まで」と訳されることが多いため、その違いを明確に理解するのは難しいと感じる人も多いでしょう。
この違いを正しく把握することで、英語の文章を書く際や会話をする際に自信を持って使い分けられるようになります。
それぞれの例文を通じて、具体的な使い方を学び、適切に使い分ける力を養いましょう。
この記事では、“until”と“by”の違いと基本的な意味や使い方をご紹介します!
“until”と”by”それぞれの基本的な意味について
「until」と「by」の最大の違いは、「行動や状態が続くか」「もしくは完了するのか」です。
「until」は、「ある時点まで行動や状態が続く」ことを示し、「by」は「ある時点までに行動を完了させる」ことを示します。
この違いを理解することで、より明確な意図を伝えることが可能になります。
“until”の意味と使い方について
「until」は「〜までずっと」と何かがある時点まで続く行動や状態を示し、「ある期間中の動作がずっと継続している」というイメージです。
これにより、続いている行動がどの時点で終了するのかを記述することができます。
例えば、「セールは金曜日までやってるよ」と聞いたら、セールは金曜日まで「ずっと続いている」イメージですよね。
このように「開催期間」や「滞在期間」がuntilが使われます。
その期間中ずっとある場所に滞在できたり、その期間中ずっと割引セールをしていたり、その状態がずっと継続しています。
She lived in Tokyo untill last year.
彼女は去年まで東京に住んでいた。
上記の例文では、「東京に住んでる状態」が「去年までずっと続いていた」ことを示しています。
これは継続を強調するために「until」がこの場合は最適です。
“until”と“till”の違いとは?
まずuntil と同じ意味の言葉に till があり、見た目も似ているこの2つの英単語ですが、till は until の短縮形になります。
そのため、意味に違いはありません。
ビジネスの場面で「〜まで」と言いたい場合は、「until」を使うようにしましょう。
一方、カジュアルな状況では「till」が頻繁に使われる傾向があります。
これは、カジュアルな場面では省略形が好まれるためです。
- until ビジネスやフォーマルな場面で定着的に使われる。
- till カジュアルな表現に適しており、日常的な会話でよく使われます。
この違いを理解することで、場面に対応した最適な表現ができるようになります。
“by”の意味と使い方について
“by”は「ある時点までに任務や行動を完了させる必要がある」ことを示します。
継続性は持たず、終点のみを指している点が“until”との大きな違いです。
by 8pm (午後8時までに) や by Monday(月曜日までに)などの特定の時間に、この単語は完了期限や締め切り時間を指したい場合に使用します。
The deadline is this Friday, so please submit the report by Friday.
締め切り日は今週の金曜日になりますので、報告書を金曜日までに提出してください。
「by」を使う際のポイントとして、上記の例文を参考にすると、金曜日までに報告書を提出する場合は、前日の木曜日に早めに提出しても問題ありません。
重要なのは、「報告書を提出する」行為自体が「金曜日の期限までに完了する必要がある」ことを示しています。
この場合、完了期限を強調したいために「by」を使用するのが最適です。
まとめ
この記事では、「untilとbyの違い」について紹介しました!
・by 「〜まで~する」ある時点までに完了させる。
本記事で紹介した例文を参考にして、それぞれのニュアンスをしっかり理解し、適切に使い分けられるようになりましょう。
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