【Mama by Spice Girls】の歌詞を解説|英語フレーズも

洋楽

今回の記事は、スパイスガールズの”Mama”という曲の歌詞解説をします。

全文を訳す、というよりも歌の冒頭部分のいくつかのパラグラフを部分的に解説しています。

この記事を読むことで、”Mama”がどんな曲なのかがわかるだけでなく、たくさんの表現を学ぶことができます。

スパイスガールズとは

https://www.udiscovermusic.jp/news/spice-girls-reunion-new-opportunities

“Spice Girls”は1994年に結成されたイギリスの女性アイドルグループで、1996年にデビューシングル”Wanna be”を発表しました。

日本人でも「スパイスガールズ」という名前を聴いたことがある方は多いと思います。

メンバーそれぞれが「〇〇Spice」という愛称を持ち、個性をアピールしているのが面白いです。ちなみに、元サッカー選手のデイビッド・ベッカムの妻、ヴィクトリア・ベッカムはSpice Girlsのメンバーであり、その愛称は「気取り屋」という意味の”Posh Spice”です。

”Mama”は、お母さんへ向けた歌

普段、言いたくても照れて言えない感謝の気持ちを伝えることができる歌なので今から練習して母の日に歌えるようにしておきたいですね! 

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前半の2パートを解説します

① Aメロ解説

She used to be my only enemy and never let me free

題名が”Mama”なのでここの”She”は「お母さん」のことだと予想がつくでしょう。

自分にとっての敵であり、自由にさせてくれなかったとあります。

Catching me in places that I knew I shouldn’t be

I knew以下はplacesを修飾している部分なので「そこにいるべきではないとわかりながらもいてしまった場所」となります。

“catch 人 状況”で「誰かが~しているのを見つける」というニュアンスですから、ここまでをまとめると

若気のいたりで悪いことをしたがる年頃に母親に反抗していたときのことを描写している感じがします。

例)I caught him eating ice cream.
彼がアイスクリームを食べてるのを見た

Every other day, I crossed the line

“every other day”は「一日おき」という直訳になりますが、ここではもっとゆるく「毎日」というようなニュアンスだと思います。

“crossed the line”は日本語そのまま「一線を越える」つまり、何かしてはいけない悪いことをしていた、ということを表していますね。

I didn’t mean to be so bad

“didn’t mean to~”は「~するつもりはなかった」と言い訳をするようなときに使うフレーズで日常会話でも良く出てきます。せっかくなので丸ごと覚えておきましょう。

例)I didn’t mean to interrupt you.
君を邪魔するつもりはなかったんだ。

I never thought you would become the friend I never had

 これも覚えておくと良いフレーズで“I never thought (that)~”で「~とは思わなかった」となり、ここではthatが省略されて後半の文が続いています。

“the friend I never had”は「今までにない友達」ですが、代わりのいない・かけがえのない唯一無二の存在であるというイメージを持つと良いでしょう。

…ということで

最初のパラグラフは「母親への反抗心を感じつつも、その後、かけがえのない親友になった」という全体のストーリーを語っている感じがします。

② サビ直後

続いて、最初のサビの直後の部分を見ていきます。

I didn’t want to hear it then, but I’m not ashamed to say it now

文の前半が過去形で後半は現在形になっており、「昔は~だったけど、今は~だ」というような対比を表していますね。

この一文の訳については続く文を先に説明した方がわかりやすいので、とりあえず飛ばしておきます。

Every little things you said and did was right for me

“every little things”はすべての些細なこと。

それがどんな些細なことなのかというと、お母さんが言ったり注意したりしてくれたことを示しているのでしょう。

全体をまとめると、当時は、

悩む女性

お母さんがガミガミ言ってくるのを聞きたくない

一方、今となっては

講師

お母さんが言っていたことが正しかったんだ!

というニュアンスになります。

“but, I’m not ashamed to say”となっていますから、

「当時も心の奥ではわかってはいるけれど、照れくさくて素直に受け入れられなかった」

というような思春期に誰もが通る感情についての描写をしています。

まとめ

今回の記事では触れていませんが、曲調としてゆっくりめの部類ですし、同じフレーズを繰り返すところも多いので英語学習者にとっても難しい歌ではないと思います。

今回の歌詞解説で歌い手の感情の部分について深く理解ができたと思います。

頭で考えるより、感情を乗せて練習することで英語の定着率はアップします。

洋楽の真似をして練習することで発音のコツを無意識にマスターできる可能性もあります。

洋楽が好きな人はどんどん歌の練習を取り入れていきましょう!

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