今回は、現在公開されている話題のミュージカル映画『Wicked』に出てくる
主人公のキャラクターから学べるフレーズをご紹介します!
はじめに、映画『Wicked』について簡単に紹介します。
『Wicked』は、アメリカの作家グレゴリー・マグワイアの小説を基にしたミュージカル映画で、
ミュージカルはニューヨークのブロードウェイでも大ヒットしています。
この映画は、誰もが知っている『オズの魔法使い』を元にしており、
特に「西の悪い魔女」にスポットを当てています。
しかし、この魔女が本当に悪者なのか?なぜ悪役になったのか?ということを描いており、
善悪の境界について考えさせられるストーリーです。
映画の中で、西の悪い魔女は「エルファバ」という名前で登場し、
彼女の強い女性像を中心に、自己表現や力強さをテーマにした物語が展開されます。
エルファバは、他人の期待に縛られず、
自分自身を貫く姿勢を示しており、その姿から学べる英語表現が多くあります。
この記事では、映画の中で登場する「力強さ」を表す英語表現を紹介します。
「stand up for yourself」や「embrace your differences」など、自己肯定感を高めるフレーズを通じて、
エルファバのように自分を大切にする英語表現を学びましょう!
「Wicked」ってどういう意味?
フレーズをご紹介する前に!
映画のタイトルである『Wicked』の意味を紹介しておきたいと思います。
「Wicked(ウィキッド)」という言葉にはいくつかの意味がありますが、
一般的には「悪い」や「邪悪な」という意味で使われます。
例えば、「wicked witch(ウィキッド・ウィッチ)」は「悪い魔女」を指します。
しかし、映画『Wicked』のタイトルでは、少し違った意味が込められています。
この場合、「wicked」は単に「悪い」という意味だけでなく、
スラングとして使われる「カッコいい」や「すごい」といったポジティブな意味も含まれています。
つまり、『Wicked』は、エルファバというキャラクターが「悪い魔女」として知られているけれど、
その背景にある強さや個性を表現しているタイトルとも言えます。
だから、映画『Wicked』では「悪い」という意味だけでなく、
「すごく強い」「特別な存在」というポジティブな意味も感じられるんですよ!
では早速、エルファバのキャラクターから学べるフレーズをご紹介します!
① Stand up for yourself
意味: 自分のために立ち向かう、自分を守る、自分の意見や権利を主張すること。
映画『Wicked』では、エルファバが周りの偏見や困難に立ち向かい、
自分の信念を守るシーンが印象的です。
力強さを表現するためには、他人に流されず、自分の立場を守ることが大切です。
You should always stand up for yourself when someone is mean to you.
(誰かが意地悪してきたときは、いつも自分を守るべきです。)
She stood up for herself and told her friends what she really thought. (彼女は自分の意見を言って、友達に本当の気持ちを伝えました。)
② Embrace your differences
意味: 自分の違いを受け入れる、他人と違う自分を誇りに思うこと。
映画の中で、エルファバは他の人々と違う自分を受け入れ、
最終的にその違いを強さとして表現します。このフレーズは、個性や独自性を大切にする力強さを表現する際に使います。
It’s good to embrace your differences because they make you special.
(自分が他の人と違うことを大切にするのは良いことです。それがあなたを特別にします。)
Don’t be afraid to embrace your differences and be proud of who you are. (自分の違いを恐れず、あなたらしくいることを誇りに思いましょう。)
③ Don’t let anyone tell you who you are
意味: 他人に自分がどんな人間かを決めさせない、他人の意見に流されないこと。
この表現は、自分自身の価値を他人の評価や期待で決めるべきではないという強いメッセージを含んでいます。
映画『Wicked』のエルファバは、周囲の人々からの誤解や偏見に対して、自分が誰であるかを決める権利を主張します。
Don’t let anyone tell you who you are. You are amazing just the way you are.
(誰にもあなたがどんな人か決めさせないで。あなたはそのままで素晴らしいです。)
Even if others try to tell her what to do, she doesn’t listen because she knows who she is.
(他の人が彼女にどうするべきか言おうとしても、彼女は自分が誰か分かっているので聞きません。)
④ Believe in yourself
意味: 自分を信じる、自分の力を信じること。
映画『Wicked』のエルファバは、自分を信じて行動することの重要さを学び、周りの困難を乗り越えます。
このフレーズは、自分の力を信じて前進する力強さを表すのに使います。
You should always believe in yourself, even if things get tough.
(物事が難しくなっても、いつも自分を信じるべきです。)
She believed in herself, and that helped her achieve her dreams.
(彼女は自分を信じ、そしてそれが彼女の夢をかなえる助けになりました。)
まとめ
いかがでしたか?
映画『Wicked』のキャラクターたちのように、困難に立ち向かい、自分の信念を貫く力強さを表現するために役立つフレーズを4つ紹介しました。
2.”Embrace your differences”(自分の違いを受け入れる)
3.”Don’t let anyone tell you who you are”(他人に自分がどんな人間か決めさせない)
4.”Believe in yourself”(自分を信じる)
これらは、自分を信じ、他人に流されずに自分らしく生きることの大切さを教えてくれる言葉です。
皆さんもぜひ、これらの表現を英会話や日記などで取り入れて使ってみてください。
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