【英語の過去形完全ガイド】わかりやすく解説
英語の基本時制の中でも、いちばん早く習うのに実は奥が深いのが過去形です。「〜した」と訳すだけでは不十分で、英語では“過去の一点で完結した出来事”というイメージがとても重要になります。
この記事では、過去形のコアイメージ・用法・会話での使い方・間違いやすいポイントを丁寧に整理し、初心者〜中級者でも迷わず使えるレベルまで落とし込みます。
基本イメージ(まず“絵”で理解)
英語の過去形を理解する軸は次の3つです。
- ① 過去の一点で完結:その出来事は完全に終わっていて、今とはつながらない。
- ② 明確な時間と相性が良い:yesterday / last year / in 2010 など。
- ③ 物語の描写にも使われる:ストーリーの進行時制。

コツ:「今と切れてる?」と自問すると過去形が選びやすくなります。
① 過去形 ― 定義+コアイメージ
過去形の代表的なコアイメージは「過去のある時点で起きた・完結した出来事」です。時間がハッキリしていることが多く、出来事が現在へ続いているニュアンスはありません。
・I visited Kyoto last week.
(先週、京都を訪れました。)・She bought a new bag yesterday.
(彼女は昨日新しいバッグを買った。)・We played soccer after school.
(放課後にサッカーをした。)
いずれも「時間が明確」「過去で完結」という特徴が共通しています。

ここがポイント:time words(yesterday, last 〜 など)を見たらまず過去形を疑え!
② 過去進行形 ― 過去のある時間の「途中」イメージ
過去形とセットで覚えておくと便利なのが過去進行形(was/were + V-ing)です。これは「過去のある時点で進行していた動作」を表し、背景描写にもよく使われます。
・I was studying at 8 p.m. yesterday.
(昨日の夜8時は勉強していた。)・They were talking when I entered the room.
(私が部屋に入ったとき、彼らは話していた。)
「過去の一点」+「そのとき何が起きていたか」という組み合わせに強いのが特徴。

よくある誤解:進行形だから今の話…ではありません!あくまで「過去の途中」です。
③ 過去完了 ― 過去の中の“さらに前”
過去形を理解するうえで、比較として知っておくと役立つのが過去完了(had + 過去分詞)です。これは「過去のある時点より前の出来事」を示す時制です。
・I had finished the work before he came.
(彼が来る前に、その仕事を終えていた。)・She had already left when I arrived.
(私が着いたとき、彼女はすでに出ていた。)
物語や長い説明の中で時間の順序をクリアにしたいときに使われます。

ワンポイント:過去の話が複雑になったら「どっちが先?」を明確にすると過去完了が見えてきます。
シーンで整理(映画・日常会話)
シーン1:友達との会話
“I watched that movie last night.”
(昨日その映画を見たよ。)
→ 過去の出来事をそのまま報告するだけ。典型的な過去形。シーン2:突然の雨で
“It started raining five minutes ago.”
(5分前に雨が降り始めた。)
→ 過去の一点で完結した出来事として扱う。シーン3:授業中の描写
“Everyone was taking notes when the teacher spoke.”
(先生が話したとき、みんなノートを取っていた。)
→ 過去進行形が背景を、過去形が出来事の軸を示す。

迷ったら「今関係ある?」を考える! 過去形は“今と切れている” が鉄則です。
間違いやすいポイント
1. 現在完了と混同するパターン
❌ × I have finished the report yesterday.
✅ ○ I finished the report yesterday.
yesterday など明確な時を示す語がある → 過去形のみ。

見分け方:時間を言っている → ほぼ過去形でOK!
2. 過去進行形の乱用
❌ × I was waking up at 7 today.
✅ ○ I woke up at 7 today.
「一瞬の動作」は進行形にしないのが英語のルール。
3. 過去完了の誤使用
❌ × I had seen him yesterday.
✅ ○ I saw him yesterday.
過去完了は“過去の中のさらに前”が必要。yesterday と一緒には使わない。
まとめ
- 過去形:過去の一点で完結。明確な時間と相性◎。
- 過去進行形:過去の途中の状態や背景を描写。
- 過去完了:過去の中の“さらに前”を示す。
過去形は英語のストーリーの中心を作る重要な時制です。単純な「〜した」ではなく、時間の切れ目を意識して使えるようになると、表現力が大きくアップします。
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