学校では「you=あなた」と習ったのではないでしょうか?
![女性困る](https://sp-world-y.com/media/wp-content/uploads/2021/12/2.5 困る.png)
え?違うの??
![](https://sp-world-y.com/media/wp-content/uploads/2021/11/1.2 軽い微笑み.png)
そんなことないよ!もちろん「あなた」で合ってるよ!
でも「あなた」だけしか頭にないと、英会話がなかなかスムーズにいきません。
学校で習う”you”の不思議
英語では「あなた」と「あなたたち」が同じ ”you” で表されます。
あなた(orあなたたち)に聴きたいことがあります。
話している相手が一人ならもちろん間違うことはありませんが、3~4人など複数人で会話している時にはしばしば混乱を招きがちです。
その場の複数人で話しているときに個別の質問をしたい場合には「名前」を文頭につけるとわかりやすいです。
リサ、聞きたいことがあるの。
・「世間一般の人々」を指す”you”もある
もう一つ、日本人に慣れない習慣であり、誤解を招きやすい”you”の使い方があります。
それは「世間一般の常識」について話すときです。
![女性困る](https://sp-world-y.com/media/wp-content/uploads/2021/12/2.5 困る.png)
ん?どういうこと?
![](https://sp-world-y.com/media/wp-content/uploads/2021/11/1.1 基本形.png)
特定の個人ではなく、全般的に言えることを話すときってあるでしょ?
その場合には主語に特定の人物ではなく、”you”を持ってくることがあります。
例えば、
“”You have to take off your shoes here.”
と言われると、
「あ、ごめん。ここで靴を脱がないといけないんだね」
と直接的に受け取ってしまう人が多いと思いますが、この場合の”you”に「あなた」の意味はないのです。
「ここに来た人は皆」という世間一般の人を指して”you”を置くことは日常会話でも頻出です。
明確に複数の「あなたたち」を指す “you guys”
日本語の「あなた」と「あなたたち」はどちらも ”you” ということを挙げましたが、明確に複数の相手を指す言い方はないのでしょうか?
それがあなたもきっと一度は聴いたことのある”you guys”です。
・とっても簡単”you”に置き換えるだけ
何も考えることなく “you” の後ろに “guys” を加えてみましょう。
↓
How are you guys doing? みんな元気?
・男女・年齢を問わず使える
そもそも “guy” は少しくだけた男性に対する表現です。
彼はみんなから好かれるやつだ。
「やつ」という表現が合うニュアンスで、目上の人や女性には使いません。
一方で、”you guys”としてのguysには特別に男性を指す意味は含まれず、女性や子どもにも使うことができます。また、単体で “guys” と言うと、”you guys” と同じ意味で使えます。頭の片隅に置いておいてください。
・状況に応じて”you kids”や”you gals”も
子どもにも使えるということを書きましたが、場合によっては ”you boys” や ”you gals” というようにターゲットに応じた言葉を加えた方が自然な響きになる場合もあります。
ボクたち、聞いてる?
・ビジネスシチュエーションでは”you all”を
“you guys” には「君たち」「君ら」のようなカジュアルな響きがあるために場合によっては不適切な表現であるといえます。
![](https://sp-world-y.com/media/wp-content/uploads/2021/11/1.1 基本形.png)
ビジネスや目上の人に使う場合だね。
その場合は代わりにこの ”you all” を使うことができます。
みなさんは何を飲まれますか?I’d like to thank you all for your time today.
みなさん、本日はお時間いただき感謝します。
まとめ
- youだけだと、あなたかあなたたちなのかはわからない
- 世間一般の常識を話すときの主語はyou
- you guysは「あなたたち」を指すカジュアルな主語
- フォーマルなシチュエーションではyou allに置き換るべき
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