Those who…
(Those who って何?)
これ、実はネイティブがめちゃくちゃ使う表現です。
もしかしたら those と聞いて最初に浮かぶのは that の複数形かもしれません。
英語の授業で遠くのものを指さして「あれらの」という意味だ、と習った記憶がありませんか?
その(それらの)靴はいくらですか?
もちろん、このような thatの複数形としての意味を持つこともありますが、those にはもっと知っておくべき大切な使い道があります。
この記事を読み終えると、あなたも”those who”を上手く使えるようになっていること間違いなしです!
【those who】「どんな人々」自分の言葉で説明できる便利な表現
結論からいうと、“those who” は「〇〇する人々」「〇〇な人々」といったニュアンスで使われる表現です。
those who: people who
これは、ネイティブ同士の会話では本当によく出てくる表現です。
とても便利なんです!
例えば、何人かのグループがいたとして、その集団に特定の呼び名がない場合は代わりに people の代わりに those who を置くことで自由に説明を加えることができます。
実際の会話の中でどのように使うべきなのかを理解する上で、覚えておくべきパターンを2つ紹介します。
those who+動詞の形
those who+動詞”で「~する人々」という意味になります。
誰かの助けを必要としている人々
文法的には「those people who の people が省略されている」と考えるとわかりやすいですよ。
この使い方では主語として文の最初に出てくることが多いですが、目的語としても使えます。
<主語として使われる場合>
一生懸命働く人は成功する。
who work hard が直前の those (people) に説明を加えて、主語が「一生懸命働く人」となっています。
そのすぐ後ろに来る”will succeed”がこの文章のメインの動詞となり、「一生懸命働く人は成功する」という意味になります。
1 つの英文に動詞が 2 つあると一瞬、「え?」と戸惑ってしまいますよね。
・・・
怠け者は(試験に)合格しない
Those who are lazy までを主語とみなして「怠ける人(怠け者)は合格しない」となります。
<目的語として使われる場合>
目的語として使われる場合も同じように「〇〇する人々」というのは一緒です。
そんなことを言う人は嫌いだ。
those の後に来る ”who say like that” が「そんなことを言う人」を表しています。
会話や英文の中で those who という部分を見つけたら、その後に「どんな人なのか」を説明する動詞が来ると思ってOKです。
those|who+be動詞が省略される形
those who を修飾する品詞は動詞だけではありません。
この場合は who+be 動詞を省略して those だけになります。
さっそく例文を見ながらチェックしてみましょう!
周りの人に親切にしなさい。
どのような文構造になっているのか理解できますか?
・・・
この文章の元の形は
Be nice to those [ who are ] around you.
です。
この文法を知らないとちょっと戸惑ってしまいそうですね。
この形でよく出てくるのが those present です。
元の文の中では、those who are present であり、「出席している人々」→「出席者」というニュアンスの言葉になっています。
覚えておきたい【those who】2選
For those who don’t know me
ミーティングなど、大勢の前で話すときに使える決まり文句です。
具体的には、「ミーティングの出席者のうち、すでに顔見知りもいるけど初対面の人も混ざっている」というシチュエーションで使えます。
わたしのことをよく知らない方のために少し自己紹介させてください。
Good things come to those who wait.
これは、ことわざのフレーズですね!
日本語にも「果報は寝て待て」という非常に近い意味のことわざがあります。
those who wait は「(何かを)待つ人々」というニュアンスです。
文全体を直訳すると「良いことは待っている人のもとにやってくる」という意味です。
「結果は自分の力ではどうすることもできないのだから、結果をくよくよ気にするよりも、寝て待っているくらいでちょうど良い」ということわざです。
まとめ
この記事では【those who】の意味と使い方を例文を交えて紹介しました。
文法的には those who の間の people が省略されており、後に来る文章で「〇〇な人々」の詳しい内容を説明することができる便利な表現です。
この表現は主語だけでなく目的語としても使うことができるため、一度マスターするとグッと表現の幅が広がります。
会話の中に those who が出てきたら、この記事で紹介した用法を思い出してみてください。
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