【初心者向け英会話】”used to”と”used to be”の使い方を完全解説!

フレーズ

英会話の中で、自分の過去の習慣や以前の状態について話す場面は意外と多いものです。たとえば、「昔はよく〜していた」「以前は〜だった」といった表現を英語で伝えたいときに、ぜひ知っておきたいのが “used to” と “used to be” というフレーズです。

これらの表現は一見シンプルに見えますが、文法的なルールや似た表現との使い分けを理解していないと、うっかり間違えてしまいやすいポイントでもあります。特に英語学習を始めたばかりの方にとっては、意味の違いや使い方のコツをしっかりと押さえておくことが大切です。

とはいえ、安心してください!コツさえ掴めば、”used to” や “used to be” は会話の中でとても自然に使える便利な表現です。

この記事では、これらのフレーズの基本的な意味から、具体的な使い方の違い、日常会話で使える例文、よくある間違い、そして練習問題までを丁寧に解説していきます。英語初心者の方でもスムーズに理解できるよう、わかりやすく構成していますので、ぜひ最後まで読んでマスターしていきましょう!

① “used to”とは?

“used to” は、過去にしていた習慣や行動を表すフレーズです。
「昔は〜していたけど、今はしていない」というニュアンスを含みます。

◆基本の形
主語 + used to + 動詞の原形

I used to live in Tokyo.
(昔、東京に住んでいました)

He used to smoke.
(彼は以前タバコを吸っていました)

We used to go camping every summer.
(私たちは毎年夏にキャンプに行っていました)

② “used to be”とは?

“used to be” は、「be動詞」を使って昔の状態や存在を表します。
「昔は〜だったけど、今は違う」というときに使います。

◆基本の形
主語 + used to be + 名詞 / 形容詞

She used to be a dancer.
(彼女は以前ダンサーでした)

It used to be quiet here.
(ここは以前静かでした)

I used to be shy.
(私は昔、恥ずかしがり屋でした)

“used to” は実際の会話では「ユーストゥ」よりも「ユースタ」に近いニュアンスで発音されます。
I used to go there.
→「アイ ユースタ ゴウ ゼア」のような発音になります。
リスニング対策としても、耳でこの発音に慣れておきましょう!

③ “be used to”との違いに注意!

似ているけど意味がまったく異なる表現が「be used to」です。

フレーズ 意味 例文
used to + 動詞原形 昔は〜していた(今はしていない) I used to play baseball.
be used to + 名詞/動名詞 〜に慣れている I’m used to playing baseball.
✔ “used to” → 過去の習慣
✔ “be used to” → 現在の慣れ

④ 否定文・疑問文の作り方

◆否定文
主語 + didn’t use to + 動詞の原形

I didn’t use to like coffee.
(昔はコーヒーが好きじゃなかった)

She didn’t use to drive.
(彼女は以前は運転していませんでした)

◆疑問文
Did + 主語 + use to + 動詞の原形?

Did you use to live here?
(以前ここに住んでいたの?)

「used」ではなく「use」を使う事を覚えておきましょう!

⑤ よくある間違い

初心者がよくしてしまう間違いをまとめました。
✖ I use to play tennis.
✔ I used to play tennis.

✖ Did you used to play soccer?
✔ Did you use to play soccer?

「did」があるときは「use to」に戻ります!

⑥ 練習問題にチャレンジ!

次の日本語の例文を英語にしてみましょう!

1.昔はたくさん映画を見ていました。
2.彼は以前はとても内気でした。
3.子供のころは早起きしていましたか?
4.今は猫が大好きですが、昔は好きじゃなかった。
5.彼女は以前は教師だった。

解答例:
1.I used to watch a lot of movies.
2.He used to be very shy.
3.Did you use to get up early when you were a child?
4.I love cats now, but I didn’t use to like them.
5.She used to be a teacher.

まとめ

“used to” や “used to be” を正しく使えるようになると、英語での表現力が一気に広がります。特に、自分の過去の習慣や経験したこと、昔の性格や状況などを伝えるときに非常に役立ちます。

たとえば、「子供の頃はこうだった」「昔はよく〇〇していた」など、自分のストーリーを英語で自然に語れるようになると、会話の幅もぐんと広がります。これらの表現は、ネイティブとの会話だけでなく、スピーチや英作文、SNS投稿などにも活用できる万能なフレーズです。

1.used to + 動詞の原形:昔していたこと(今はしていない)
2.used to be + 名詞/形容詞:昔の状態(今は違う)
3.否定文・疑問文は「use」に戻る!
4.「be used to」との混同に注意!

“used to” や “used to be” は、過去の話をするときにネイティブがよく使うイディオムの一つです。
どんどん練習して、あなたの英語表現をさらにレベルアップさせましょう!

\ 無料体験実地中! /
短期集中マンツーマン英会話 SP World

タイトルとURLをコピーしました