海外に行ったとき、空港やお店、ホテル、レストランなどで欠かせないのは「挨拶」ですよね?
国によって宗教などの価値観が違ってくるので、挨拶も多様です。
例えば日本では、挨拶の時ボディタッチをしないのが基本ですよね?
しかし、フランスでは「ビズ」というほっぺたをくっつけて挨拶をします。
海外旅行に行ったとき、外国の方と話す機会が合った時に困らないように世界各国の挨拶をみていきましょう!
当記事では
・こんにちは
・ありがとう
という、世界の挨拶をまとめて比較していきたいと思います。
世界の挨拶一覧
こんにちは
日本:「こんにちは」
アメリカ、イギリスなど英語圏:「ハロー」
中国:「ニイハオ」
韓国:「アンニョンハセヨ」
ベトナム:「シン・チャオ」
タイ:「サワッディーカー」
インド:「ナマステ」
サウジアラビア:「アッサラーム・アライクム」
フランス:「ボンジュール」
ドイツ:「グーテンターク」
イタリア:「ブオン・ジョルノ」
おはよう
日本:「おはよう」
アメリカ、イギリスなど英語圏:「グッドモーニング」
中国:「ザオ・シシャン」
韓国:「アンニョンハセヨ」
ベトナム:「チャオ・アウム」
タイ:「サワッディー」
インド:「ナマステ」
サウジアラビア:「サバアー・アルカイルヤ」
フランス:「ボンジュール」
ドイツ:「グーテン・モルゲン」
イタリア:「ブオン・ジョルノ」
ありがとう
日本:「ありがとう」
アメリカ、イギリスなど英語圏:「サンキュー」
中国:「シェシェ」
韓国:「カムサハムニダ」
ベトナム:「カム・オンアウム」
タイ:「コークンマーグ」
インド:「ダニヤヴァード」
サウジアラビア:「シュックラン」
フランス:「メルスィーボーク」
ドイツ:「ダンケ・シェーン」
イタリア:「グラーツィエ」
様々な挨拶を見てみて
今回簡単な挨拶のみまとめましたが、皆さん知っているフレーズはいくつありましたか…?
数えられないくらい沢山挨拶があるのに3,4個しか知らなかった!と、いう方も多いのではないでしょうか?
旅行先や出張先の国の挨拶を覚えるだけでも、コミュニケーションの取り方は変わってきそうですね。
世界のあいさつと動作
皆さんが「挨拶」と聞いて思い浮かべるのはどんな動作ですか?
日本の挨拶といえばお辞儀が主流です。
しかし、海外では日本映画や空手のイメージからか合掌とお辞儀を「日本の挨拶」と勘違いしている人も多いようです。
私たち日本人も、世界の挨拶の動作に触れる機会が少ないので、海外で常識外れの挨拶をしてしまっている可能性もあります。
挨拶はコミュニケーションの第一歩なのできちんと習得したいですよね。
ここからは、世界の挨拶から「アメリカ」と「フランス」を抜粋し、挨拶の作法を書きまとめていきます。
アメリカの挨拶
アメリカの挨拶には決まったものはありません。
相手との関係によって、握手やハグをします。
ビジネス相手とは「握手」。
親しい間柄の友人や知人とは「ハグ」といった感じです。
決まった動作がない分、状況から判断する必要がありますが、初めて相手を紹介されたときや、商談が成立したときなどは握手をするのが一般的になります。
ハグをするのは友人としばらく会わなくなるときなどに、「see you」と言いながらすることが多いようです。
ひとつだけ決まりがあるとすれば「きちんと相手の目を見る」ということ。
日本ではしっかり目を合わせることを避ける傾向がありますが、欧米ではきちんと目を合わせないと、「やましいことがある」と疑われてしまう可能性があるので注意が必要です。
フランスの挨拶
フランスのあいさつで有名なのは頬へのキスで「ビズ」と呼ばれるものです。
本当に唇を付ける必要はなく、頬と頬をくっつけて口で「チュッ」と音を鳴らすだけで大丈夫です。
基本的に会ったときと、お別れのときにビズをするのが主流となります。
来客があればみんなで集まってビズ。誰かが帰るときもみんなで集まってビズをします。
ホームパーティーをすることが多いフランスですが、もちろん外で会ったときも同じようにビズをします。
初めて会う人を紹介されたとき、プレゼントを貰ったとき、など使う機会は多いです。
左右の頬に一回ずつ全部で二回、左から始めるのが一般的です。
ただし、地域によっては3回する所もあったり、5回するところもあったり…同じフランスでも異なるようです。
慣れるまでは照れたり戸惑ったりするかもしれませんが、せっかくフランスに行く機会があれば現地のあいさつを体験してみてくださいね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は世界の挨拶と、アメリカとフランスの挨拶動作を紹介しました。
世界にはこのほかにも沢山の挨拶があります。
世界各国の挨拶を知っている!のは良いことだと思いますが、一番大切なのはどんな挨拶に出会っても、戸惑わずに相手に合わせるということです。
知ったかぶりはせず、分からないときは尋ねるのもマナーですね!
海外の方とコミュニケーションをとる機会があれば是非相手の挨拶で楽しんでみてください。