これでバッチリ!日本人が知らない”I know him”の間違い

学習マインドセット

先日MLB(メジャーリーグ)のア・リーグMVPを満票で受賞した大谷翔平選手。

同じ日本人として彼の活躍を誇りに思っている方が多いのではないでしょうか。

講師

He’s so wonderful! Awesome!

女性

Absolutely! I know him a lot!

(わかる!私、実は大ファンでよく知ってるんだよね~)

講師

Really? where did you meet him?

悩む女性

会ったことあるとは言ってないんだけどな~。何か誤解されてる…?

英語話者との会話の中で、海外で活躍する日本人のことを英語で話せるようにしておくことはすごく良いことなのですが…

「大谷選手のこと知っています」という意味で ”I know Shohei Otani.” という表現を使ってしまっていませんか?

特に英語を勉強していない日本人でさえ、「Do you know~?」というフレーズは聞いたことがあると思うのですが、これに含まれているニュアンスは日本語訳の「知っている」だけでは不十分で使い分けが必要なんです。

この記事では
・”know” の持つニュアンス
・know about/know ofとの違い
これらについて解説します。

この記事で「~のことを知っている」という表現の使い分けをマスターしてどんどん使えるようにしていきましょう!

【I know+人】人に対して使う時は注意!

Do you know Shohei Otani? He won the American league MVP.

大谷翔平選手知ってる?メジャー(のア・リーグ)でMVP獲ったんだよ!

”know” は「知っている」で、それを疑問形にしただけだから合ってるでしょ?

日本の英語教育においてはそのように習うので、そう思ってしまうのも無理はありません。

実は、 ”know” は「単純に認知している」というよりも「熟知している」、特に人に対しては「お互いに知り合いである」というニュアンスを含みます。

これは日本語における「知っている」が指す範囲が対象とする者に付随する情報を含めた「知っている」であるのに対して、英語における”know”の範囲が対象そのもののみを指すからであると言えます。

I know him.
彼(本人)のことを知っている⇒彼のことを良く知っている

このように解釈されるため、ニュアンスの違いが生じてしまいます。

日本語だと

・クラスメートのKenのことを知っている
・大谷翔平選手のことを知っている

これらの表現は同じ「知っている」が使われるのですが、英語では例えば有名人や芸能人のことを知っているという意味で ”I know Shohei Otani.” というと変なニュアンスを含んでしまいます。

I know Shohei Otani.
大谷選手を知っています。(実際に会って話したことがあるんです。)

もちろん、直接会ったことがある、話したことがある、という場合は上の文章で大丈夫なのですが…

・詳しくは知らないが、名前だけ知っている
・会ったことはないが、成績などを詳しく知っている

このような場合にどのような表現をすればいいのかを見ていきましょう!

【know of~】名前だけ知っている

今シーズンの大谷選手の活躍はもの凄く、一気に知名度は跳ね上がり、国民的なスター選手の一人になりました。

野球のルールはよくわからないけど、大谷選手の名前はもちろん知ってる!

このような人もたくさんいるのではないでしょうか。

「名前だけ知っている」というニュアンスを伝えるには ”I know of~” を使います。

I know of Shohei Otani.
大谷選手を知っています。(名前は知っているけど、詳しい経歴や成績まではわからない)

同じ意味で使える表現に “I’ve heard of~” というものがあります。

直訳すると「聞いたことがある」という意味になるので、この場合、同じような使い方ができるので合わせて覚えておきましょう。

フレーズとして使うにはここまで覚えておいてもらえれば十分なのですが、さらにイメージを膨らませたい方向けに文法的な解説を加えておきます。

ここで使われているofは実は前置詞ではなく、副詞です。副詞のofには「存在を取り出す」というニュアンスがあります。

つまり、知っているという意味の動詞 ”know” に「~という存在を取り出す」という意味が加わり、「詳しくはわからないけど~が存在していることは知っている」というニュアンスを含めた表現をすることができます。

【know about~】詳しく知っている

その人について詳しく知っていることを伝えるには “I know about~” を使いましょう。

I know about Shohei Otani.
大谷選手を知っています。(花巻東高校から日本ハムファイターズにドラフト1位で入団。MLBのエンゼルスに移籍して二刀流で活躍し、MVPを獲得したことも知っています)

直接会ったことはないものの、自分で見たり聞いたりして、その人に関する知識を情報として持っている場合に使うのが適切な表現になります。

“know about” についても文法的な解説を入れておきますので、”know of” との違いを確認してみてください。

aboutは「(対象の)まわりのもの」を指すイメージを持っています。

つまり、「~に関することを知っている」というニュアンスを持つ表現になることがわかります。

まとめ

 

I know someone.
―直接知っている、面識があるI know of someone.
―名前・存在を知っているI know about someone.
―功績を詳しく知っている

日本語で「知っている」とだけ言うと、それが網羅する範囲はすごく広いです。

一方、英語では上で挙げたように自分が持っている情報によってフレーズの形が変化します。

もちろん、話の流れから

女性

Shohei Otani? I know him a lot!

講師

Well…How do you know him?

と聞き返されることはないでしょうが、これらの言葉に含まれるニュアンスの違いを使い分けられると、より自然な会話に近づいていくことができるのでしっかりと覚えておきましょう!

【How do you know~】+1フレーズ

How do you know him?
彼とはどういう知り合いなの?

上の「まとめ」で登場したフレーズですが、ある人物と知り合った経緯を訪ねる表現で

“Where did you meet him?” とも言い替えることができます。

“Do you know him?”「彼と知り合いですか?」の頭にHowを付けるだけのシンプルな表現ですが、knowに含まれるニュアンスを正しく理解していないとなかなか使えないフレーズですね。

知り合いであるという事実は過去のことではありませんので、過去形のdidにしないように気をつけましょう。

また、How do you know him? と、逆に聞かれたときの回答例としては

We work together.
職場が一緒です。
・We went to the same high school.
高校の友人です。
・We met through a friend.
友達の紹介です。
・He is a friend of a friend.
共通の友人を通じてです。

このように返すことができますよ!

さまざまな表現ができるように実際に口に出して練習してみましょう!

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