衝撃の真実!結婚式で【Congratulations】はNGってホント?

英語雑記集

このツイートは大谷選手の MVP 受賞に関するニュースへのリアクションとして海外のユーザーから発信されたものです。

女性

大谷選手、コングラチュレーション!!

日本でも「おめでとう」という意味で良く知られている言葉だよね!

たしかに、”Congratulations” という言葉自体は日本でもよく知られています。

ただし、この言葉に含まれているニュアンスや使い方をよく理解せずに使われていることが多いのではないでしょうか。

この記事では

・Congratulations と Congratulation の違い
・Congratulations を使うべきでないケース
・Congratulations のカジュアルな短縮形

を紹介します。

Congratulations はなぜ複数形?

 

悩む女性

そういえば、なんで “Congratulations って複数形になってるんだろう…

「コングラチュレーション!」というカタカナの表記から連想して、本来は複数形で使うべきことを知らない人が多いのではないでしょうか?

congratulation
when you tell someone that you are happy because they have achieved something or because something nice has happened to themロングマン英英辞典

単数形である congratulation は「祝辞」という名詞になります。

もし、

女性

Congratulation!

と、言うと、ただ「祝辞」と叫んでいる人のように捉えられしまいます。

実際は、状況などから(聴き手が気を遣って)伝わるとは思いますが…

 

感謝・謝罪・挨拶など、感情を表現する時には複数形になるのが一般的です。
Thanks(ありがとう!)―thank
Best regards(よろしくお願いします)―regard
Greetings(こんにちは、など)―greeting
My apologies(申し訳ありません)―apology
Cheers(乾杯)―cheer

実際には感情は数えられないものだと思いますが、「たくさん(複数)の気持ちがこもっています」というニュアンスを伝えるために複数形にすることになっています。

なので、忘れずに “Congratulations!” と複数形にするようにしましょうね!

「結婚式で “Congratulations!” は NG」ってホント?

“congratulation” は「努力がともなう成功、に対する賛辞」という意味を持ちます。

努力・達成というキーワードが相応しいかどうかを考えて使うべき言葉なんだね!

特に新婦に対して使うと「努力して新郎を射止めた」というニュアンスを含めてしまうことがあります。

最近の若い人同士の結婚では結婚式でも使われるようですが、英語学習者としては背景にある考え方を知っておくことは重要です。

結婚式の「おめでとう」に対しては、代わりに “Happy Wedding” “Best wishes” というフレーズがよく使われます。

また、日本語だと、

誕生日おめでとう!

あけましておめでとう!

これらフレーズにも「おめでとう」という言葉が含まれているため、そこで “Congratulations” を使ってしまうかもしれません。

 

ただ、先ほど挙げたニュアンスを考えるとどうでしょう…

悩む女性

たしかに、誕生日や季節のイベントは誰かの努力に関わらず毎年やってくるよね!

このような場面では、さまざまな言い方がありますが、誕生日は “Happy Birthday”、新年の挨拶は “Happy New Year” というようなフレーズが多く使われます。

カジュアルな関係の相手には Congrats!でも OK

“Congratulations” は短縮されて “Congrats” という形になります。

特に気の知れた仲間内や SNS などのネット上やメッセージのやり取りでよく使われます。

基本的に短く省略されている言葉はフォーマルな場で使うべきではないので注意が必要です。

なお、発音は/kənˈɡræts/で、アクセントは後ろにあるので注意しておきましょう!

I’m going to be a father. ―Congrats!
(子どもが産まれるんだよ!―おめでとう!)

まとめ

最後に記事のポイントをまとめます。

・感情を伝えるフレーズは複数形になる
例)Thanks, Best regards…など

・結婚式の「おめでとう」には別のフレーズがベター
例)Happy marriage/wedding!

・”Congrats!” は使う相手と場面に注意

日本語の「おめでとう」は、さまざまな場面で用いられる言葉です。

一方、この記事で取り上げた “Congratulations” のように英語には直訳できないニュアンスを含める言葉がたくさんあります。

コツコツ習得して、幅広い表現ができるようにしていきましょう!
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