この記事では”blue”や”red”など、「色を表す単語」を含む表現について紹介します。
色のイメージから意味を連想しやすいものから、知らないと全くわからないものもあると思います。
単語学習には終わりがありませんが、このようにテーマを決めてまとめて学習をするのも楽しいですよね!
青【blue】Out of the Blue
out of the blue: unexpectedly
突然、不意に
直訳すると「青の外に」ですが、この時の “the blue” は「青空」を意味します。
日本語にも「青天のへきれき」という言葉がありますが、青空から急に雷が来る様子から「突然」という意味を示しています。
英語でも ”out of the blue” で「思いもよらぬところから急に」というニュアンスを含んだ「突然」という意味で使うことができます。
彼女が急に電話して来たんです。
緑【green】Give the Green Light
give the green light: give permission
許可する
直訳すると「青信号をあげる」という意味になります。
※余談ですが、日本語で「青信号」と呼ぶことを英語圏の人は不思議に思うようです。確かに青りんごも青信号も緑ですよね…
…話を戻します。
交差点における青信号は「進んでも良い」というサインであり「許可を出す」という意味で使われます。「ゴーサインを出す」と言ってもわかりますよね。
キャンペーンのゴーサインを出すべきですね。
I got the green light to start the project.
プロジェクトのゴーサインが出ました。
例文のように、getを使うと自分がゴーサインを受ける側の表現もできますね。合わせて覚えておきましょう!
赤【red】Red Flag
red flag: warning
危険信号
直訳では「赤旗」です。赤い旗からは「注意・警告を促す」イメージを受けると思いますが、英語の表現においてもそのままの意味を取ります。
実際の安全面での「危険」ということだけなく、会話の中では「不吉な予感がする」などのような場面で比喩的に使うこともできて非常に便利な表現なのでぜひ覚えておきましょう。
彼のお酒の飲み方はちょっと良くない気がする。She takes a few days to reply to me. I think it’s kind of a red flag.
彼女、メールの返信に数日かかるんだよ。なんか怪しいなあ。
白【white】White Noise
white noise: background information or unnecessary information
雑音、余計なもの
「ホワイトノイズ」という言葉を聞いたことがありますか?
詳しくは割愛しますが、ノイズの一種である「ホワイトノイズ」から派生して特に「生活上の雑音」つまり、余計な情報という意味で口語的に使われるようになりました。
報告書に余計な情報がたくさん含まれていたので、理解するのに苦労しました。
黒【black】Blackout
blackout: 1 a period when all lights must be turned out; 2 a temporary loss of consciousness.
1が停電で、2が失神のことを表します。
黒のイメージの通り、真っ暗になってしまうことからそのような意味で使われるようになりました。
特にネイティブが停電のことを表すときに最もよく使う傾向があるのがこの単語のように思います。覚えておきましょう。
グレー【gray】Gray Area
gray area
グレーゾーン
日本語では、白黒はっきりしないもの・微妙なもののことを「グレーゾーン」と言うことがありますが、実はこれはカタカタ語なのです。
英語でも白黒つかないものをグレー、つまり ”gray” を使って表現するものの、一般的に ”gray area” という言葉が使われます。
このプロジェクトにいくら使っていいのかはちょっとはっきりしないのです。
まとめ
この記事では色に関する単語を使った英語表現6選を紹介しました。
緑|give the green light
赤|red sign
白|white noise
黒|blackout
グレー|gray area
もちろん、色を使った表現はまだまだあります。この記事を通して興味を持ったらどんどん自分でも調べて身につけていきましょう!
表現のエピソードに触れながらの学習はなにより楽しいですし定着もしやすいので非常におすすめです。この記事が単語学習のきっかけになれば幸いです。
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