「I think」ばかり使っていませんか？思いを伝える英語表現4選

皆さんは自分の思いを伝えたいとき、どんな英語表現を思い浮かべますか？
おそらく、多くの方が真っ先に「I think ～」を思い浮かべたのではないでしょうか。
「I think ～」は便利な表現で、ついついどんな場面でも使ってしまう方が多いと思います。

もちろん、「I think ～」でも十分に自分の思いを伝えることはできますが、
英文を書くときや英会話をする際に、「I think ～」に慣れてきた方には、
ぜひ一歩踏み込んで他の表現も使ってみてほしいです。

今回紹介する表現を学べば、さらに繊細なニュアンスで自分の思いを表現できるようになりますよ！

① Assume（仮定する）
② Believe（信じる）
③ Imagine（想像する）
④ Figure（推測する）
まとめ

① Assume（仮定する）

「Assume」は、「仮定する」「推測する」「決めつける」といった意味を持ちます。この単語は、確実な情報がない場合に使うことが多いです。ある状況を前提として、何かが真実だと考えるときに使用されます。

「Assume」を使うときは、確信がない場合や、他の人がすでに何かを知っているだろうと仮定して話すときに便利です。この表現を使うことで、自分が100％正しいとは限らないことを暗に示すことができます。

A: “Do you think Tom will be at the meeting today?”
B: “I assume so. He’s usually there on Tuesdays.”
A: “Yeah, that’s true. I guess he’ll be there.”

A：「トムは今日のミーティングに来ると思う？」
B：「そのはずだよ。彼は火曜日はいつも参加してるから。」
A：「そうだよね。だから来るだろうね。」

この会話では、Bはトムがミーティングに来ることを「仮定」しています。確証はないけれど、過去の経験に基づいて推測しているわけです。

② Believe（信じる）

「Believe」は、ある事実や意見が真実だと信じている場合に使います。この単語は、確信を持っているときに使うことが多く、感情や考えが強く反映される表現です。自分の意見や信念に基づいて話すときに適しています。

「Believe」は、自分の信念や意見を強く持っているときに使うときに適しています。また、相手に自分の意見を伝える際にも使えますが、他の人に対して自分の考えを押し付けるわけではなく、あくまで自分の信じていることを表現する言い方です。

A: “Do you think the team will win the championship this year?”
B: “I believe they will. They’ve been playing really well lately.”
A: “I hope you’re right! That would be amazing.”

A：「チームは今年のチャンピオンシップを制覇すると思う？」
B：「そう信じてるよ。最近、すごく調子がいいから。」
A：「そうなるといいな！それが実現したらすごいね。」

Bは、チームがチャンピオンシップを制覇すると信じており、その信念に基づいて自信を持って答えています。この場合、「I believe」を使うことで、自分の意見を力強く伝えています。

③ Imagine（想像する）

「Imagine」は、「想像する」「仮定する」といった意味で使います。何かが現実であるかのように仮定して、未来や理論的な状況について話すときに使います。現実の情報に基づいているわけではなく、あくまで仮定や予測として使うことが多いです。

「Imagine」を使うときは、何かが実際に起こるかどうかは分からないけれど、仮にそうなったらどうだろうかというシナリオを描いて話すときに使います。非常に柔軟でクリエイティブな表現が可能です。

A: “Do you think it’s possible for humans to live on Mars in the future?”
B: “I imagine that it could happen. With all the advances in technology, it’s not completely out of the question.”
A: “Yeah, it would be incredible to see that happen in our lifetime.”

A：「将来的に人類が火星に住むことは可能だと思う？」
B：「そうなるかもしれないと思うよ。テクノロジーが進歩しているから、全く不可能ではない。」
A：「そうだね、私たちの生きているうちにそれが実現するのを見るのは素晴らしいことだね。」

Bは、未来に火星で生活することを想像し、その可能性について楽観的に話しています。「Imagine」を使うことで、現実の枠を超えて、未来の可能性を広げる表現ができます。

④ Figure（推測する）

「Figure」は、「推測する」「思う」「考える」という意味で使います。何かを論理的に考えた結果、予測を立てるときに使う表現です。この単語は、比較的カジュアルに使われることが多いです。また、「I think」や「believe」よりも、実際のデータや状況をもとに判断している場合に使います。

「Figure」は、日常会話でよく使われる言い回しであり、相手に自分の予測や考えをシンプルに伝える際に便利です。何かを計算や推測を元にして考えている場合に使います。

A: “When do you think the meeting will end?”
B: “I figure it will be done by 3 p.m.”
A: “That sounds about right. It should wrap up by then.”

A：「ミーティングはいつ終わると思う？」
B：「午後3時までには終わるだろうと思うよ。」
A：「そんな感じだろうね。その時間には終わるはず。」