might as wellってどういう意味?

ネイティブフレーズ

might as wellを使った表現を聞いたことありますか?

「might as well」は「せっかくなら」や「どうせなら」といった意味を持ち、使い方によってさまざまな表現ができます。

この表現を理解し、日常会話に活かせることは、英語コミュニケーション能力を高める一歩です。

この記事では、英語で「might as well」の基本的な意味や使い方をご紹介します!

これだけは覚えておきたい「might as wellの基本的な意味」

結論から言うと、“might as well”は「せっかくだから~する」や「どうせなら~する」といった意味があります。

日常的な会話で使われる表現で、文脈や主語によっては「しないよりしたほうがまし」や「~した方が良いかもね」といった意味になることもあります。

この表現は、状況や意図によって意味が少し変わりますので、ここで解説していきましょう。

“might as well”には主に以下のような意味が含まれています。

  • 「せっかくだから~する」
  • 「どうせなら~する」
  • 「ついでだから~する」
  • 「~した方が良いかもね」

というニュアンスで、ある行動が最も適切なものでないものの、他の選択肢がないか、とくに反対の理由がない場合に、その行動を取る意向を示す言葉です。

It’s a nice day. We might as well go for a walk.
いい天気だし、せっかくだから散歩に行くのもいいね。

また、以下のように本心はやりたくはないが、状況から見てやるしかないな、という場面でも使われます。

If no one else is coming, we might as well start the meeting.
他の人が来ないのなら、会議を始めた方が良いかもね。

このように少し消極的に自分の意思を伝える感じの表現にもなります。

主語によって変わる意味と使い方

“might as well”の意味は、主語によって少しの違いが生じることもあります。

1. I might as well + 動詞原形

「せっかくだから」や「~した方が良いかも」といった、自分に対しての提案や決断を示し、気が不調な時や、他に選択肢がない場合に使われることがあります。

例えば、たまたま早起きして目が覚め、時間に余裕があり、気が進まないけど家の掃除をしようとする際に以下のように使います。

I’m already awake. I might as well clean the house.
もう起きちゃったし、(他にすることもないし)せっかくだから家を掃除しようかな。

これは「他に良い選択肢や代替案がないからそれをする」というニュアンスです。

2. You might as well + 動詞原形

相手になにかを提案するフレーズです。

次善的な提案に適していますが、ときによってはすこし示唆的になります。

日本語訳としては、「せっかくなら、~した方が良いと思いますよ」「~しても悪くないのでは?」などが当てはまります。

以下の文では、自分の気持ちを相手に控えめに提案しているニュアンスです。

You might as well call him now?
いまに彼に電話したらどう?

3. 否定文の場合

否定文の場合は might as well not の形です。
この表現を使うことで、特定の行動や選択を控えるほうがよいというニュアンスになります。
It’s getting dark outside, you might as well not go out.
外暗くなってきたし、もう外に出かけるのはやめたほうがいいよ
これで外が暗いため、今出かけるのは適切ではないということを伝えられます。

4.「Might as well.」だけでも使われます。

以下の例文のように主語や動詞を省略して、返事として表現することも可能です。

相手の言葉に対して「Might as well.」と言うと、「せっかくだしね」という返事になります。

A: The bookstore is close, you wanna stop by?
本屋近いし、少し寄ってく?
B: Yeah, might as well.
そうだね、せっかくだしね。
比較的に強い提案表現には「You had better」が使われますが、これは相手に強制力を与える表現ですので、相手に不快感を与える可能性があるので注意が必要です。

Might as well A as Bの意味

この表現は、ある行動Aが、別の行動Bよりわずかに良いというニュアンスです。

どちらの行動も良いが、Bをするよりはましだと考えて、Aを選ぶことを表します。

I might as well walk as wait for the bus in this weather.
こんな天気でバスを待つぐらいなら歩いたほうがましだ。
しかし、「might as well A as B」が会話の中で使われる場合は as 以下が省略されることがあります。
I might as well walk.
こんな天気でバスを待つぐらいなら歩いたほうがましだ。
というように、as 以降の「~するよりも」の部分は文脈から判断できるからです。

注意点

  • カジュアル表現 “might as well”はカジュアルな場面で使われるのが主です。公式な場所や書面の文脈では避けた方が良い場合が多いです。
  • あいまいな意味 文脈により、正確な意味を判断することが重要です。特に次善的なニュアンスを推したい場合に適します。

「Might as well」を正しく理解し、自然に使えるように練習してみてください。

まとめ

「might as well」は日常会話で実に便利な表現です。

「せっかくなら」や「しかたない」といった基本の意味を覚えるだけでなく、主語によってのニュアンスの違いや「might as well A as B」の形式など、使用法を理解することで、よりネイティブで自然な英語を語れるようになります。

フォーマルな場面では避けた方が良い表現ですが、日常会話では良く使われることから、ネイティブな状況では便利なフレーズです。

この記事で紹介した例を参考に、ぜひ実際に使ってみてください。

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