「コスパが良い」は英語で?費用対効果・お買い得を表現しよう!

ネイティブフレーズ

この服、すごいお買い得だったんだよ!

本当にその値段で買えたの?間違いなくコスパ良いね!

「コスパが良い」は日本語の日常会話でも良く見られますが、英語ではどのような表現をするのでしょうか?

 

 コストパフォーマンスはお堅い表現?

コスパはコストパフォーマンスが省略されている言葉ですが…

女性困る

え?まさかカタカナ語なの?

 英語にも “cost performance” という言葉はあり、「コスパが良い」は「良いコストパフォーマンスを持っている」と言い替えることができます。

This restaurant has good cost performance.
このレストランはコスパが良いです。

ただし、”cost performance” という言葉は専門用語のようなもので、日常会話の中で使われることはほぼありません。

そこで、この記事では実際に会話でサクッと使える「コスパが良い」の表現を3パターンに分けて紹介します。

 使いやすそうなものを自分の引き出しにストックしておきましょう。

① affordable

affordable
inexpensive: reasonable price

 There’s a lot of affordable housing in this area.
このエリアは手ごろな価格帯で買える住宅が多い。

 この “affordable” は「手ごろな価格」ということを示し、まさに「コスパが良い」という意味で使われることが多い言葉です。

 

日本語に「リーズナブル」というカタカナがありますが、 ”reasonable” は「コスパが良い」という価格の面にフォーカスして使われることはほとんどなく、「妥当な」とか「分別のある」という意味で使われます。

reasonable
having sound judgement; fair and sensible.

He couldn’t provide a reasonable explanation.
彼は相応の説明ができなかった。

 カタカナの「リーズナブル」はほとんど価格を表すときにしか使われないので使い方の違いに注意が必要です。

 

この “reasonable” に比べると、“affordable” は値段にフォーカスしているような印象があり、「用意している予算を考えると十分にお金を払っても良いという価格」というような印象です。 

この微妙なニュアンスの違いを使い分けられるようになると表現に幅が出ます。この2つの違いについて整理しておきたいですね。

② great deal|bargain

 2つ目は「お買い得」ということを明確に示す単語を使う表現を紹介します。

 great deal

“a great deal” でまさに「お買い得」という意味になります。

“deal” に「取引」という意味があるので ”good deal” で「良い取引」つまり、「お買い得」というイメージがしやすいでしょうか。

These shoes were a great deal!
この靴はお買い得だった。

単に価格にフォーカスしているわけではなく、「価格から考えると良いものが買えた=良い取引ができた」という意味で使うことができます。わかりやすく使いやすいのでしっかり覚えておきましょう!

bargain

最近では「バーゲン」という言葉を聞くことは少なくなりましたが、こちらの単語も「お買い得」という意味で使うことができます

bargain(noun)
a thing bought or offered for sale much more cheaply than is usual or expected.

通常価格よりも安く売られている・安く買った品

ということなので「本来よりも安く手に入れることができてお得」という意味のニュアンスを含んでいることになります。

価格にフォーカスしているので、場合によっては「コスパが良い」という表現には合わないこともあるので使い分けられるようにしましょう。

③ value for money

次は ”value” という言葉を使った表現を紹介します。

It’s a bit expensive, but it’ll be great value for money.
ちょっと高いけどその(お金を出すだけの)価値はあるよ

“value” を「~する価値がある」という形容詞として使っていて、”value for money” で文字通りの「金額に合った価値がある」という意味で使うことができます。

ちなみに、”for money” を省略してしまっても十分にその意味は通じます。

“value” が持つ「価値」にフォーカスしているため、客観的に見てその価格が安いものでない場合であっても綺麗に表現することができるフレーズになります。

これはぜひ覚えておきたいですね!

④ bang for the buck

最後に、知らないと絶対にわからないような比喩表現を紹介します。

“buck” が ”money” や “dollar” のスラングとして使われることは知っていますか?

A: How much do you have with cash?
現金でいくら持ってる?
B: I have only 20 bucks.
20ドルしか持ってないよ。
由来には諸説ありますが、”buck” は元々「鹿」の意味であり、昔アメリカでは鹿の皮をお金として使っていたことから来ているという説があります。

この表現は「お金を費やした分の結果を得ることができる」というニュアンスを表します。日本語の「費用対効果」という言葉がぴったりです。

余裕のある方は覚えておきましょう!

まとめ

この記事では「お買い得・コスパが良い」という表現を紹介しました。

 1つ目は ”affordable” というまさに「コスパが良い」という意味がしっくりくる単語です。ぜひ覚えておきましょう!

2つ目は単語そのものに「お買い得」というニュアンスを含む ”a great deal” と ”bargain” を紹介しました。一言で済むので簡単に言いたいときは便利ですね。

3つ目は ”value” という言葉を使いました。価値にフォーカスすることができる表現なので幅広く使うことができます。自分で英文を作って慣れておきましょう。

最後に ”bang for the buck” というネイティブっぽいフレーズを加えました。

「費用対効果」となると、少し元々の「コスパが良い」というところからズレているかもしれませんが便利な表現なので余裕があれば覚えておいてください。

\ 無料体験実地中! /
短期集中マンツーマン英会話 SPworld

タイトルとURLをコピーしました