「あとで連絡するね」は英語で?シンプルな言い方を3パターン紹介!

「あとで連絡するね」は英語で?サムネイル画像 ネイティブフレーズ

日本語で「連絡する」と言いたい時にどんな表現が頭に浮かびますか?

さまざまなフレーズがあって迷ったことはないでしょうか。

この記事では、「連絡する」と言いたい時に使える表現を3つ紹介します。

Contact|シンプルに「連絡する」という動詞を使う

 

一番最初に浮かぶのは、辞書を引くと「連絡を取る」という意味の動詞として出てくる ”contact” を使うことです。

contact(verb)
communicate with (someone), typically in order to give or receive information.
何らかの目的のために他の人と連絡をすること
I’ll contact you later.
あとで連絡するよ。

 

contact(Noun)
the action of communicating or meeting.

また、上のように “contact” は「連絡を取ること」の総称として名詞の意味もあります。名詞の ”contact” を使って以下のような表現ができます。

I have little contact with my family.
家族とはほとんど連絡を取りません。
I haven’t been in contact with him in a while.
彼とは長い間、連絡を取っていない。

ちなみに「何かに触れる」という意味でカタカナ語の「タッチ」というイメージのある ”touch” はここで使われている “contact” と近い意味で使うことができ、「連絡を取る」という表現についてはそのまま単語を置き換ることができます。

I’ll be in touch.
連絡します。

Let~know|使役の形で「知らせる」という形をとる

 

Please let me know when you’re ready.
準備ができたら連絡してね。

「let+人」で「~させる」という使役の形を使って「知らせる」⇒「連絡する」とする表現です。

これは会話の中でもよく使われる表現なので覚えておきましょう。

call/text/message|具体的に知らせる方法を動詞として使う

 

I’ll call you once I get to the hotel.

ホテルに着いたら電話するね!

Well… It’ll be late at night. So just text me.

夜遅いだろうから、携帯に連絡してよ。

英語では上の例文のように連絡する手段のニュアンスを単語に含ませる動詞があります。日本語で「連絡する」と言えば、メールかもしれませんし電話の可能性もありますよね。

会話の中では日本語でも「後でメールするよ」というような表現も見られます。昔は存在しなかった単語が生まれるのはどの言語でもよくあることですね。

Call|電話で

モーニングコールやコールセンターなど「コール」というカタカナ語は日本人にも多く親しまれているので「電話する」と言いたい時に ”call” という単語が出てくる方は多いと思います。

※ホテルなどで「フロントで6時にモーニングコールを頼んで来るよ」というときの「モーニングコール」は和製英語、つまり間違った英語です。正しくは “wake-up call” と言います。
Oh, men. I totally forgot to request a wake-up call.
モーニングコールを頼むのをすっかり忘れてた!

また、”wake-up call” には日本語で言うモーニングコールの他にもう一つ良く使われる意味があります。

wake-up call
an experience or event that shocks you and makes you realize that you must do something to change a situation. 

こちらもざっくりと日本語に直すと「目を覚まさせるもの」という意味なのですが、寝ている人を起こすというよりも何かを気づかせるという意味で使われます。「警鐘を鳴らす」という言葉がぴったりですね!

I got a wake-up call when I was diagnosed with diabetes.
糖尿病と診断されてハッとした。⇒健康の大切さに気づいた。
The recent spike in cases should be a wake-up call for all of us.
最近の急激な感染者数の増加は警鐘を鳴らすに違いない。⇒「現状を変える行動をする必要がある」と気づくべきだ。
(※一般的に最近の会話の中でcaseは感染者数のことを指す)

Text|メールで

もともとは「文書・本文」などを意味する名詞 textです。携帯からのメールが浸透するようになり、このような言い方が生まれました。

日本では少し前まで携帯会社のキャリアメールを利用して連絡することが主流だったと思いますが、アメリカではその習慣はなく、テキストメッセージのやり取りは「SMS(エス・エム・エス)」がメインで本来はその方法でメッセージを送るときに使われる言葉です。

Can you text me your phone number?
電話番号をメールしてくれる?

Message|ショートメッセージで

“message” は「比較的短い伝達・文書」のことを意味する名詞ですが、 動詞の場合は「電子的な方法でメッセージを送る」という意味で使われます。

上で紹介した通り、”text” は基本的にショートメッセージ機能を使ったやり取りの事を指しますが、日本ではメール以外にもインスタグラムやLINEなどのアプリを通してメッセージを送ることが多いと思います。

ネイティブの方が感じるニュアンスとしては、そのような場合には “text” という動詞は使わず、こちらの “message” という言葉を使うのが自然であるということです。

「Lineするね!」は英語で何?

「電話する」は “I’ll call you.”

「メールする」は ”I’ll text you.”

と表現する、と上で書きました。

それでは、現在日本でコミュニケーションツールとして最も普及しているであろう「LINE」を使って連絡するときの「LINEで連絡するね」はどのように表現すれば良いのでしょうか。

 

結論は、「相手による」です。

上で「メールする」という表現のために ”text” という単語を紹介しましたが、代わりに ”I’ll email you.” と言っても間違いなく通じるでしょう。

日本の「メールする」「LINEする」のように英語の表現にも名詞を動詞的に使う表現などがたくさん見られます。

日本に住んでいる外国人であれば ”I’ll LINE you.” と言っても通じるかもしれませんが、英語圏ではLINEを使っている人はほとんどいないので、”I’ll text you on LINE.” などと情報を補足してやるほうが丁寧であることを覚えておきましょう。

 

また、「連絡する」という他の表現には ”drop a line” というフレーズを使うこともあります。

まとめ

「連絡する」と言いたい時の以下の英語表現を紹介しました。

  • Contact
  • Let+人+know
  • Call/Text/Message

日本語にすると同じ「連絡する」という表現も、英語のニュアンスの違いを知って使えるようにしておけば幅広い表現ができるようになります。

今回マスターした表現をさまざまなシチュエーションで使ってみましょう。

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