この記事では以下の内容を解説します。
・【See you later, alligator】への返し方
・他にもたくさんある?動物の「さようなら」フレーズ
・「別れの英語表現」の使い分け・意味の違い
“See you later, alligator.”って、聞いたことがありますか?
See you later, alligator!
ア、アリゲーター?
なんでワニ?
どう返したらいいの?
このような疑問を解決する記事を用意しました。
結論からすると、“See you later, alligator.”の「アリゲーター」の部分には特に意味はありません。
リズム遊びのようなもので、先生が生徒に向かって「さようなら」と言うシチュエーションによく合うフレーズです。
英語には他にも動物が登場する言葉遊びフレーズがあり、この記事の中盤で紹介しているので気に入ったものを使ってみてください。
また、記事の後半では「see you」の使い分けによるニュアンスの違いについて解説しているので参考にしてください。
この記事を最後まで読んで「別れのフレーズ」を完璧にマスターし、実際の会話でも自信を持って言えるようにしましょう!
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【See you later, alligator】って何?
直訳してしまうと、「ワニさん、さようなら」になってしまいますが……
結論、この文章の中で ”alligator” に特に意味はなく、訳す必要もありません。
ただし、”alli-gator” の “gator” の部分が “later” と韻を踏むようになっているので、自分で言うなら「リズム良くテンポ良く発音すること」を心がけるとよいでしょう。
このフレーズを調べてみると、以下のような動画がたくさん出てきます。
- 小学校の帰りのあいさつ
- 友達との別れ際のバイバイ
といったシチュエーションで、お別れをちょっと楽しくする遊び心のある言い回しとしてよく使われるフレーズのようです。
英語話者の友人にも通じるか聞いてみたところ、
たぶん、どの年代の人でもほとんどの人が知ってるよ!
と教えてくれました!
英会話レッスンなどで使えると、先生に「よく知っているね」と感心されるかもしれませんよ!
【See you later, alligator】への返し方
実際に言われたら、どう返したらいいのかなあ
決まった型があるので、安心してください!
遊び心のあるフレーズには、同じように遊び心を持って返しましょう!
“See you later, alligator.”は、返しのフレーズまでが「決まった一連の流れ」になっています。
以下のように返すのが定番です。
See you later, alligator.
In a while, crocodile.
またね!
B: In a while.
うん、またね!
“later” と “alli-gator” が韻を踏んでいるのに対して、返しのフレーズの中でも “while” と “croco-dile” の部分が韻を踏んでいます。
“alligator”も”crocodile”もどちらも「ワニ」の意味ですが、どちらも訳す必要はありません。
急に言われると、驚いてしまうかもしれませんが、サッと返せると和やかな雰囲気になること間違いなし!
次に会うのが、楽しみになりますね!
【See you later, alligator】以外にもたくさんある?動物の「さようなら」フレーズ
英語には、他にもたくさんの動物を使った言葉遊びフレーズがあります。
その中でも“See you later alligator.”と同じように「別れの挨拶」で使えるものを「4つ」厳選して紹介します。
Bye-bye, Butterfly.
butterflyは「蝶」
See you soon, Raccoon.
raccoonは「アライグマ」
Gotta go, Buffalo.
buffaloは「闘牛」
“gotta go”は、主語の”I”が抜けて、”(I’ve) got to go”が省略された形です。
意味としては、口語的な”I have to go”、つまり「じゃあね」くらいのニュアンスで理解するとよいでしょう。
gotta-goとbuffa-loで韻を踏んでいます。
Take care, Polar bear.
polar bearは「ホッキョクグマ」
“Take care.”も”See you.”と同じように別れ際によく使われるフレーズになります。
“See you later, alligator.”を合わせると、5つの動物を使ったフレーズを紹介しました。
それぞれのフレーズに異なる動物が登場したものの、それらが特に意味を持つことはありません。
とはいえ、動物の英単語も意外とパッと浮かばないものが多いと思うので、この機会に覚えておくといいでしょう。
「別れの英語表現」の使い分け・意味の違い
ここまでに「別れ際に使える言葉遊びフレーズ」を紹介しました。
ここでは、日常会話でよく使われる「さよなら」「またね」が「英語でどのように使い分けわれているか」整理しておきましょう。
「Good-bye」は永遠の別れ?
別れの挨拶として、“Good-bye.”(グッバイ)を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
”Good-bye”は日本人が想像しているより、ずっと堅い表現です。
もともと”God be with you.”(神があなたと共にありますように)という祈りの言葉が省略された表現とされていて、フォーマルな場面でも使える表現です。
注意すべき点として、
・次にいつ会えるか分からない
・次に会うことを望んでいない
・永遠にさようなら
このようなニュアンスを含んでいて、やや堅い雰囲気が伝わります。
相手やシチュエーションによっては誤解を与えてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
日本人にとって「バイバイ」は、カジュアルな会話の中ではよく使われている言葉ですが、英語で”Bye-bye.”と言うと、少し幼稚に聞こえてしまいます。
“Bye”と、一言にすればOKです。
「See you」は別れのフレーズの優等生
“See you”は、”Good-bye”と同じくらい、日本人でも耳に馴染みのあるフレーズではないでしょうか。
基本的に“See you”だけでも意味は通じるものの、後ろにつける言葉を変えるとニュアンスの違いを出すことができます。
この機会にマスターして、表現の幅を広げておきましょう!
See you later
だいたいのシチュエーションで「またね」という意味で使えます・
“later”を「あとで」と暗記していると「その後に会う予定がある場合だけ?」と思ってしまうかもしれません。
ここでの”later”は「現在以降の未来」を示し、次に会う予定に関わらず、もっとも広く便利に使うことができるフレーズとして使えます。
See you soon
後ろに付く言葉が ”soon” になると「より近い将来に会う予定がある場合」に使うのがベターです。
“See you later.” よりも、少しだけフォーマルな印象のある言い回し、とされています。
See you tomorrow
次に会う予定が具体的に決まっている場合は、”See you” の後ろに
- tomorrow 明日
- next weekend 来週末
- at 7pm 夜7時
など、明確な時間・日付などを付けるとわかりやすいのでオススメです。
See you then
具体的に「次に会う日時」などをお互いに認識している場合に使われることが多いフレーズです。
例えば、
また会えるといいね!
B: Alright, see you then.
またお会いしましょう!
このように返すと、「次に会えるとき」を楽しみにしているというニュアンスを伝えられますよ!
I hope to see you soon
ビジネスシーンで「より丁寧に、別れの挨拶を伝えたい」という場合は ”I hope to~” を付け加えるとよいでしょう。
まとめ
この記事では以下の内容を解説しました。
・【See you later, alligator】への返し方
・他にもたくさんある?動物の「さようなら」フレーズ
・「別れの英語表現」の使い分け・意味の違い
記事のポイントは
- “See you later, alligator.” はちょっと楽しいお別れの挨拶
- 言われた時は “In a while, crocodile.” と返す
- 他のフレーズもまとめて覚えておこう!
(Bye-bye Butterfly, Gotta go Buffalo, Take care Polar bear) - See you のさまざまな表現を整理しておこう!
See you soon:近い将来に会う予定がある
See you later:カジュアルに万能に使える
See you tommorow:具体的な日時を付けてOK
I hope to see you soon:ビジネスでも使えるより丁寧な表現
英語を話せる友人と次に会ったときには、別れ際に”See you later, alligator.”と言ってみてください。
和やかな雰囲気になること間違いなしですよ!
この記事で紹介しきれなかった言葉遊びのフレーズもたくさんあるので、余裕があれば調べてみてくださいね!
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